会津若松でクラリネットのレッスンをした帰り、真っ暗闇の道路の真中にうずくまるフクロウを発見した。
一度そのままやり過ごしたが、対向してきたトラックの下に巻き込まれて枯葉のように吹き飛ばされるのをバックミラーで見てしまい、心配になってUターンし確認した。
幸いトラックが間一髪で避け、左右のタイヤの間に入り込み轢かれずには済んだのだが、どうも何処か怪我をして飛べないらしい。
捕まえようとしても、羽ばたこうとするが動けない。
顔だけはこちらを向けるが(フクロウの首というのは本当に360度以上回る!)抵抗もされず確保できた。
さて、道端に除けてこのまま去ってもいいものか…。
やはり見捨てて死んでしまうのは可哀相だろうか…。
しかし一時の感傷で野生の生態系に手を出してもいいのだろうか…。
でもフクロウは食物連鎖の頂点だったような気も…。
もしかして、保護対象の絶滅危惧種かも…。
そもそも、捕獲してはいけないのでは…。
手の中には怪我をしたフクロウ。こちらを見ている。
案外でかいし、爪がスンゴイ。
しばらく車のハザードを出しながら葛藤。
うちの犬が世話になっている動物病院に確認をとると、県の鳥獣保護センターというものがあり、そこで傷病野生動物の治療と介護・リハビリを行っているらしい。
結局、車内で暴れないようにバッグで顔だけ出る様にスッポリ包んで家に連れ帰った。
どうか無事でいてくれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿