月曜日, 11月 28, 2005

今日の発見

前回、入手先が見つからないと書いた洋白材だが、ジュエラリー関連のウェブページを巡回していたところ”線引き”なる技術を発見した。「線引き板」から「エンマ」と言う道具を使い、材料を引き抜いて線材を作る方法。これで、洋白板材があれば丸棒と線材は自分で作る事が出来るわけだ。そういえばイギリスの学校で使った材料にも、何かで引っ張ったような線状痕が有ったのを思い出した。線材の作り方は学ばなかったが、キーポスト用の丸棒(キー用より少し太いもの)から作っていたのだろうか?・・・今思えば、線引き板の様な物が壁に立てかけてあったような気がする。あとの問題はやはりパイプ。ソプラノクラリネットには、それほど長いパイプが必要でないのでドリルで穴を通せばいいのだが、同心度が出るのはパイプだろうなあ。これも線引きで作れないだろうか?径が太いうちに穴を開け、溶かした鉛を詰める。それを線引きすれば、金太郎飴みたいに・・・。それじゃ焼き鈍す度に鉛の詰めなおしが必要か?あっ、キーカップを作るのに太い丸棒が必要なんだった。
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土曜日, 11月 26, 2005

刃物やジグの材料が、続々と届いています。「では写真を…」と思ったけど、ただの鉄の棒なのでやめました。一口に鉄と言っても種類が・・・軟鉄、快削鋼、炭素鋼、ハイス鋼、ステンレス・・・詳しくは知らんけどありまして。イギリスでは、マイルドスチール、シルバースチール、ハイスピードスチールなどと呼んでいました。英語ではピンと来なかったけど、漢字で見ると何となく特徴がわかりますね。簡単に言えば、炭素が含まれている鉄は「焼き入れ」ができるので刃物の材料に向いてます。どの鉄も見た目が変わらないので、(ヤスリで削ってみたりすれば区別がつくんですが)管理はしっかりしないと。(今回の刃物用鋼材は45c、「とくきん」で購入。とここにメモしておきますね)今日はamazonで「穴加工用工具のすべて:ツールエンジニア編集部」を注文。リーマー作りの参考にしようと思う。午後には小学生のレッスン一人。小指が短くて苦労している。それを見ていると、キーを作ってあげたくなります。それで思い出しましたが、洋白(ニッケルシルバー、ジャーマンシルバー)の仕入先がみつかりません。板材、線材、丸棒、丸管(パイプ)が必要です。特にパイプが見つからない。外径3.5mm、内径2.0mm位の物が必要。大量生産できないし、資金も無いので少量でいいのだが…。心当たりのある方、ご連絡ください。いやぁ、ブログ重いですね~。ブロガーにはトラックバック機能もついてないのに。カウンターの回りも重いようで・・・。ま、宣伝してないんだけど。

木曜日, 11月 24, 2005

運動不足

今日はアルバイトで岩代町まで行ってきた。いや、たまーに外に出ると気持ちいい。空気がうまい。だが少し歩くと動悸が激しくなる。運動不足を痛感した。あまりに道路の舗装が綺麗なので写真撮影。帰宅後、久々に体重計に乗ってみる・・・帰国して以来、約10キロほど太ったようだ。旋盤のモーターは、マイフォード輸入元のベルメックス社に問い合わせる予定。そのついでに固定触れ止めとミーリングアタッチメントを揃えようと思う。 Posted by Picasa

水曜日, 11月 23, 2005

旋盤の梱包

丁寧語は面倒なので止める事にした。 今日は、旋盤を梱包する際に詰めた緩衝材の取り払い。そこで梱包した時の事を思い出したので、今日はその話を。でも、カッコの最後まで読み飛ばして結構です。

【写真には写っていないが、ベースにパレットを使い、その上に2層ダンボールを敷いた。その上に旋盤を置いて、固定ボルトの穴に鉛筆を突っ込んで位置をマークする。一度旋盤をパレットから降ろし、ドリルでダンボールごとパレットに穴を開ける。旋盤をぴったり元の位置に戻しボルトで固定させた。とにかく、一人で旋盤を乗せたり降ろしたりするのが大変だった。そしてダンボールを折って箱にしていく。箱に旋盤を入れるのではなく、周りに箱を作っていくのである。まず3方向の壁を作り、付属品などを入れ最後の壁をつくる。緩衝材を詰めて、蓋を別のダンボールで作る。最後に、開かないようにガムテープでぐるぐる巻きに。カバーやギアのプーリーまで分解すると、梱包の高さが約10cm程節約できた。自力で組み立てできるだろうか?】

というような事を書こうと思ったが「梱包した時は、乗せたり降ろしたり大変だった!」で事足りるわな。もうネタ切れか?
・・・そして今梱包を解いているわけだが、装着させておいた3つ爪チャックが固着し、外す事が出来なくなっていた。チャックキーを挿しながら木をあてがってハンマーで少し強く叩く。するとあっけなく外れた。組み立てる前に置き場所を見つけなければ。
修理・製作に必要なジグを作るための鋼材をネットで注文した。 Posted by Picasa

火曜日, 11月 22, 2005

当社クラリネット試作品

試作品 といいますか、イギリスの管楽器製作学校で作った楽器です。モデルは、おそらく2、30年前のブージー&ホークス926。独自にサイドキーの形状に凝ってみました。見難いかもしれませんが、ロングB♭を簡単に微調整出来るようにアジャストスクリューを付けました。ハワース社クラリネットに同様の機能がありますが、それにはテンションの弱いスプリングが1本多く必要です。この楽器のキーメカニズムでは、その1本を排除できました。私が3年間学んだ学校についてもいつか書きたいと思います。
イギリスの管楽器製作学校はこちら。
Nweark & Sherwood College Posted by Picasa

月曜日, 11月 21, 2005

箱の中から出てきたよ

ウェブをいろいろ探し回っていると、色々なHPを見つけます。今日はリコーダーやトラベルソのアマチュア製作家のHPをいくつかブックマークしました。何でも趣味でやってしまう人がいるもんすね。しかし、私などより余程経験も技術もあります。ピリオドクラリネットやバロックオーボエの復元などもあり、かなり読み応えがありそうです。モダン楽器を趣味で作る人はいるのでしょうか。
旋盤の梱包を解いていくたら、緩衝材の中からリード用のケーンが出てきました。いずれこれも形にしてやらなければ。リードマシンは何処にしまったかな・・・。 Posted by Picasa

日曜日, 11月 20, 2005

3ピンプラグ

旋盤に乗っていたモーターは、英国仕様で電源プラグも写真のような3ピンプラグ。これを日本で使えるようにするのは面倒な(←スキルが無い)ので、モーターは日本の物に交換する事にしました。プーリーも中心がブレて振動・騒音が出ていた(←スキルが無い)ので、ちょうど良いところでした。 でも…モーターは何処で売ってるんだろう?
我が家の車が壊れました。アイドリング中にストン、とエンジンが切れて再スタート出来なくなったのです。走行距離28万キロ。30万キロを目指していたのですが…。そろそろ廃車だな。 Posted by Picasa

土曜日, 11月 19, 2005

旋盤 Myford ML7

イギリスのebayで落札したMyfordML7。これも搬入するのが大変でした…。梱包された状態で総重量113kg。前出のグレナディラ材は板なので一枚ずつ運べましたが、さすがにこれは一人では運べません。 イギリスからは船便で輸入。船便の送料は重量に関係なく体積で決まるので、出来るだけ小さく梱包できるよう張り出している物は分解しました。
これをセットアップすれば、いろんなことが出来ます!…しかし置く場所が無い。旋盤を眺めながら、どうしたものかと悩んでいました。
誰か、場所を貸してください、タダで。 Posted by Picasa

金曜日, 11月 18, 2005

去年のクリスマスはイギリスにいました。


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グレナディラ

クラリネットの材料になるアフリカン・ブラックウッド(グレナディラ)材です。極上品を原木で購入し、木取りしました。 直接重ならないように、桟を入れてシーズニング中です。これで約200kg程あります。 2階の部屋に上げるのが大変でした・・・。
何本のクラリネットが出来るか楽しみです。 長さがあるので、ロッシのような上下管一体の楽器も出来そうですね。 Posted by Picasa

さて、帰国して4ヶ月経つわけだが…。

ブログを作ってみた。
ネタ切れせずに更新できるだろうか。
頑張ってみます。