金曜日, 5月 23, 2008

オーボエリード調整用のプラークを製作しました

何かに使えるだろう、と取っておいたグレナディラの破片を、オーボエリード調整用のプラークにすることにしました。表面には、パラフィンが残っていますね。
(木片が乗っているのは、彫金用の金床です。これって通常焼きが入っていないものなんでしょうか・・・?金槌で叩いた時にマークがついてしまいました。)
目指すはボート型です。アウトラインを整えてから、厚みを削ります。上手くいくでしょうか。
約1時間で、それっぽい形にすることができました。販売されている値段を考えれば、時間がかかりすぎました。次回からは手早くできるようにしたいです。






リードが程良く透けていい感じです。幅がギリギリでしたが、それなりに使えそうです。・・・が、調整法を知りません。
調整はよく調べてからにします。
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日曜日, 5月 18, 2008

旋盤でのミーリングに挑戦しました その2


見えますでしょうか。主軸にコレットチャックをセットしました。エンドミルを挿してあります。
ギヤ側から、引きネジで固定しました!

さて!何を作るのかというと、クラリネットのバレル用のリーマーです。・・・見えますでしょうか?
素材はS45C 。焼き入れ、焼き戻しをして完成です。
そのうちバレルを作ってみます。
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旋盤でのミーリングに挑戦しました

また旋盤の話です・・・。旋盤にバーチカルスライドというアタッチメントがあれば、
フライス盤がなくても簡単なミーリング作業をすることができます。

まず、往復台のトップスライドを取り外して掃除。
きれいにしていないと精度もでません。 そしてバーチカルスライドを乗せます。
セッティングは正確に角度を出す事が重要です。


乗せました。さて、目盛を0度に合わせて・・・ん?
ベース側にあるはずの基準線がありません・・・。直角ならともかく、
角度を付けたい時には、どこに合わせればいいのでしょうか・・・。


気を取り直して、ダイヤルゲージを使用します。
マグネットベースを使うので、今度はベッド回りを大掃除しました。
クロススライドを移動させて、ゲージが振れないようにセットします。
これで、主軸に対して直角が出ました。

次に、バーチカルスライドにバイスを仮止めし、バイスの水平を出します。


木槌でコツコツ叩き、針が振れないようになったところでボルトを締めます。
これで、バイスの水平が出ました。

続きます

水曜日, 5月 14, 2008

新品なのに壊れた!

イギリスから輸入したMyford旋盤用の超クールな真鍮製ドリップオイラーです。取り付けようと軽ーくねじ込んだら、ねじ部分がモリっと手ごたえも無く折れました。しかも二本とも。本当に真鍮なんでしょうか・・・。治すのも面倒なので、無かった事にしました。
そもそも、チャック側に装着するとチャックキーが回せず、ギヤ側はカバーを付けていると装着できないというのは、どういう仕様なんですか!
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固定振れ止めを使った加工の一例です

ソケット内部を真鍮にしてみました。
トーンホールやポストが少し密集していますが、それらを避けて保持する事ができました。

月曜日, 5月 12, 2008

外部脳壊れた\(^o^)/

冷却ファンの異音に加えて、液晶割れをしのぐためにテレビに繋いで使っていたノートPCを、不注意で床に落としてしまい・・・今度はHDDが逝ってしまわれました。大切なメールやメールアドレス、写真、iTunesで購入した音楽、本当に大切な「お気に入り」のサイト、会員制サイトのログイン情報・・・バックアップも取って置かなかったので、すべてを失ってしまいました。
HDDの物理障害の修理って、自分で出来るものでしょうか・・・

日曜日, 5月 11, 2008

固定振れ止め使用時の工夫

管楽器のような、長尺の物の内径を旋盤で加工するには、写真のように「固定触れ止め」という治具を用いて、加工物を安定させる必要があります。写真右の灰色のものがそれです。この器具は、3方向から金属の”爪”で加工物を抑える仕組みになっています。ですので、木管楽器のような物を、その爪でそのまま押さえてしまうと木部を引っ掻き、傷だらけにしてしまいます。また、運転させている内に木の表面がむしられて、固定しても結局ぶれてしまいます。この写真では、ある工夫をすることで、触れ止めを使用し、中ぐり(管の中を刃物で彫る事)ができるようにしています。この加工が出来ると、例えば、ジョイントの折れてしまったクラリネットなどを、破片を接着するだけの修理よりも頑丈に、美しく修理する事が出来ます。また、下管ソケット部を金属のソケットに改造する、なんて事も可能です。

現在、パソコンが本格的に物理的に壊れています・・・。
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水曜日, 5月 07, 2008

管楽器を作る道具を作る

傘型回転センターを製作しました。

この道具を旋盤のテールストックに据える事で、 口径の大きい管などを保持し外形を加工する事が出来るようになりました。
バスクラリネットなんかを咥えて、 ダイナミックにグリングリン回すと迫力があります。
金属の値段が、一年前の3倍になっているそうです。
イタリアのメーカーにリペアの材料を注文したのに、見積もりが帰ってきません。
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