日曜日, 12月 06, 2009
月曜日, 8月 17, 2009
こんなファゴットを修理しました。
ダブルジョイント底部付近がこのように腐っってしまったファゴットを修理しました。
当初、LowG#のタンポ交換のみご依頼だったのですが、
状況を説明し、腐り除去、LowG#トーンホールの作成と樹脂チューブ加工、その他を行いました。
掲載許可を頂いたので、サイトの方に詳しく載せたいと思います。
日曜日, 8月 02, 2009
梅雨それは工具メンテの季節
どれも楽器のキーやタンポに直接触れるものなので、常に気を付けてはいるのですが、やはり今年もこの時期に錆が・・・。
特に、キーを直接強く挟んで使うプライヤーなどは、錆どころか白っぽくくすんでいるだけでも傷の元になるので、錆びていては使い物になりません。
今日はこのプライヤーを鏡面に仕上げました。
火曜日, 7月 14, 2009
キュウリ天王さん
町中に出された山車に、2本のキュウリをお供えに持っていき、
御護りとして
なんと
キュウリを1本貰って帰るという奇祭・・・。1本損してます。
市民は、夕方頃になると、皆手に手にキュウリ2本を持って、
または、バッグにキュウリを忍ばせて・・・街へ繰り出します。
なんと可愛らしい祭りなのでしょう。
月曜日, 7月 06, 2009
謎の工具を製作しました。
キー製作などに使うもので、滅多に修理に使うものではないのですが、
こんな工具を作りました。
見る人が見れば何に使う物かわかるのですが…(笑)
しかし、この工具を使うと気分までスッキリするので好きです。
こっそり使っています。
火曜日, 6月 23, 2009
フクロウは森に帰りました。
一晩だけ家で保護したフクロウは、翌朝、保護センターに引き渡した。
そして動物園で容体を見た後、栄養剤などを注射し、元いた森に放したとの連絡をいただいた。
まだ元気に飛ぶまでではないものの、森の方へ逃げて行ったらしい。
ひとまず、ともかく、よかった、よかった。
生きろよ
あの夜、保護した場所を通る度に、このフクロウの事を思い出す事でしょう。
木曜日, 6月 18, 2009
フクロウを保護しました。
会津若松でクラリネットのレッスンをした帰り、真っ暗闇の道路の真中にうずくまるフクロウを発見した。
一度そのままやり過ごしたが、対向してきたトラックの下に巻き込まれて枯葉のように吹き飛ばされるのをバックミラーで見てしまい、心配になってUターンし確認した。
幸いトラックが間一髪で避け、左右のタイヤの間に入り込み轢かれずには済んだのだが、どうも何処か怪我をして飛べないらしい。
捕まえようとしても、羽ばたこうとするが動けない。
顔だけはこちらを向けるが(フクロウの首というのは本当に360度以上回る!)抵抗もされず確保できた。
さて、道端に除けてこのまま去ってもいいものか…。
やはり見捨てて死んでしまうのは可哀相だろうか…。
しかし一時の感傷で野生の生態系に手を出してもいいのだろうか…。
でもフクロウは食物連鎖の頂点だったような気も…。
もしかして、保護対象の絶滅危惧種かも…。
そもそも、捕獲してはいけないのでは…。
手の中には怪我をしたフクロウ。こちらを見ている。
案外でかいし、爪がスンゴイ。
しばらく車のハザードを出しながら葛藤。
うちの犬が世話になっている動物病院に確認をとると、県の鳥獣保護センターというものがあり、そこで傷病野生動物の治療と介護・リハビリを行っているらしい。
結局、車内で暴れないようにバッグで顔だけ出る様にスッポリ包んで家に連れ帰った。
どうか無事でいてくれ。
月曜日, 4月 27, 2009
ハリソンリガチャーによくあるネジ切れを修復しました
「勿体ないから捨てないけど、使えないハリソンをいくつも持っている」
という人も多いのでは・・・?
その「ネジ切れ」修理の依頼がありました。
写真の左が修理前、雌ネジの山がなめてしまい、ネジが空回りして全く締める事ができません。
そして修理後が右です。
山が再生され、元のネジ山よりもかなり頑丈になりました。
ハンダもロー付けも研磨も使わない方法なので、今回の綺麗なピンクゴールドメッキも、維持したまま修理可能。
簡単な技術ですが(なので)、やり方は秘密です。
雌ネジ部のメッキは失いますが、組み立てれば下の写真の通り全く目立ちません。
修理完了!
そのうちサイトの方で工程の写真を増やして紹介しようと思います。
月曜日, 4月 06, 2009
ある意味清掃業でもあり…
おそらく導入以来分解修理・調整をしていないと思われるアルトクラリネットを修理しました。
これは…汚れ?…クモの…巣…?ここまでくると、音抜けや音質・音程に影響があるかも知れません。
しかしこんな楽器を綺麗に掃除するのも、大変気分がいいものです。
金管楽器の管内はもっと汚れるのでしょうね。金管はまさにパンドラの箱です。
月曜日, 3月 02, 2009
魅せる収納を目指しています。
つくづく、仕舞って整理するというのが性に合わないらしいです。やっぱり「見せる収納」が一番ですね。とか言って出しっぱなしにしておきたい訳です。
タップハンドルという工具が見当たらず・・・どこか出張先に置いてきたかな。
さて、新しく楽器修理の為の道具を作ろうと、材料を見つくろってみました。
快削鋼に炭素鋼、真鍮、ベアリング、ノックピン、ハンドル。これで良し!
しかし、こりゃ大掃除の方が先だわ。
月曜日, 2月 16, 2009
クラリネットスタンドを製作しました
フルートもオーボエも立ちます。
隣のカインズで材料を物色。材料費は600円程度。
ベースの板の上面に”家具スベール”的なフェルトを貼りました。
裏には”家具スベラーズ”的な滑り止めを貼りました。
スタンド部分は旋盤で作成。
ねじ込み式で、使用後はベルの中に収納できます(ベルに入らなきゃしょうがないんですが)。
ベルに当たる部分には、”家具スベール”の切れ端を貼って、
「よくある感じ」に仕上げました。
他に、貼った家具スベールを丸く抜くのに作った刃物。今後何かに使えそうな感じです。
スタンドを持ってオーケストラの初練習に行ってきました。
曲目はチャイコフスキーのVln.協奏曲とローマ三部作全部(!)。
一体どういう企画なんでしょうか。
余談ですが、映画「北京バイオリン」は、コンチェルトを弾き切った所がラストカットでいいような気がしませんか?
日曜日, 1月 25, 2009
明日演奏会に出演します。
オーケストラ・フィルジッヒ 第5回演奏会
日 時 2009年 1月 25日(日)開場13:30 開演14:00
場 所 福島市音楽堂 大ホール
芸術監督 嶋津武仁
指 揮 髙橋裕之
全席自由 一般 \1,000 高校生以下 \800
演奏曲目 マーラー:「さすらう若人の歌」バリトン:佐藤一成
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88 他
http://www.pfirsich.jp/