日曜日, 12月 04, 2005

リードの山

あまり楽器を吹かなくなってから、とんとリードの消費量が減った。学生の頃は、朝一で楽器店に行き数箱まとめ買いし、気に入るものが無ければ箱ごとゴミ箱に捨て、昼休みに数箱買い足すという有様だった。まさに湯水の様にリードを消費していた。あの頃がいちばん、自分の音に対しての要求が高かったという事だろうか。左の写真のリードは、ゴミ箱に行かず家に持ち帰られたリードが溜まったもの。およそ1500枚ほどある。リードの良し悪しは、少し音を出してみれば(ともすると音を出した瞬間に)判る。育つ可能性が無いリードは数秒間使用されただけで、その後日の目を見ることはなかった。それを今回かき集めて、新品同様のリードだけを選別した。リードが買えず、割れたり汚れたりした物を使い続けなければならない小中学生に使ってほしいと思ったからだ。このリードの出所を明らかにする事を前提に、楽器店に扱いをお願いした。新品のリードと混ざっては困るので、陳列の仕方を考えた。
「中古リード」ではちょっと・・・。「新古リード」も違うなぁ。「アウトレット」「わけあり」「おすそ分け」どうも違う。よく考てみれば、選定漏れの集まりなわけだが・・・。中には神のような物もあると信じています。 Posted by Picasa

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