日曜日, 1月 29, 2012

イギリスの機械と空気が届きました。

Myford ML7旋盤の純正パーツ
今日は所属する特設オケの本番。
また恥をかいてきました。

本番を終えて意気消沈しながら帰宅すると、海外からの荷物が届いていました。

昨今の円高ポンド安に乗じて、かねがね摩耗やガタが気になっていた
旋盤のスペアパーツを注文しておいたのです。

Myfordの純正品です。パーツ袋には機械部品と共に
少量のイギリスの空気が封入されています。

これを機に、刃物台のフィードスクリューを
インペリアルからメトリックに変更する事にしました。

これまで、
ミリで測ってから一度インチに変換する
…という手間をしていたので、これで大分能率が上がるはずです。

クロススライドは長いタイプに換装して、
文字通り旋盤上でのフライス加工の幅が広がります。

でも取り付けは仕事が落ち着いてからかなぁ。

この旋盤をもっと上手に使いこなしたい。

火曜日, 3月 22, 2011

地震の前より整理できました。

大地震で工房はメチャクチャになっていたのですが、
なんとか踏み場が出来てきました。

今日行ったのは倒れてバラバラになってしまったパーツキャビネットの整理。
タンポを種類で分け、一つづつサイズを測って仕分け直すのに一苦労しました。
ヒヨコを選別するような作業でした。




ん・・・?こんな比率だったっけ・・・。
引き出しが一個見当たらないのですが、
ともあれ地震の前よりも綺麗に整理できました。
復旧作業で思うのは、工房に要らない物が多い。特に、漫画。
さあ、がんばろ。

日曜日, 4月 25, 2010

アルトサックスのエンドプラグを製作しました。

先日W様のアルトを無事にお渡しできました。
その際に、欠損して(元々?)無かったエンドプラグをグレナディラ材で製作し、さしあげました。

うん、シンプル。

これでネックジョイントのソケットと、オクターブキーを保護します。

日曜日, 4月 18, 2010

ねじが・・・ 3

前回製作した治具は
このように支柱を挟むようにして使います。


とっても便利!

治具の円柱部分のセンターに目的のサイズで穴が開けてあり、
穴に倣ってドリルを通せば、キーポストに真っ直ぐに穴が開くのです。

ドリルと雌ねじのタップ立ての工程は旋盤上で行います。

次に、穴が開いただけではキーを組み立てられませんので、
キーポストとキーのパイプが当たる部分の平面を削り出します。




このように削れました。
よく切れる刃物と綺麗な平面は気持ちのいいものです。

摩耗したキーの方も同様に平面にします。 キーが遊ばずにド真ん中に来るよう摺り合わせながら・・・。

んーキレイ

芯金も新たに製作し、組み立てるとこのようになりました。
普通に組みたった状態になりました。
これで完成です。

元の状態と比べると歴然です。

この修理のために、他に工具を3つ、工具を作るための治具を1つ製作しました。

水曜日, 4月 07, 2010

ねじが固着したサックスネックの支柱を修理する 2

取り外した支柱を元の位置にハンダ付けしました。

さて、芯金を通す穴をあけるのですが、
卓上ボール盤では2つの支柱に2つの(しかも経が違う)穴を、
正確に直線上に 正確な角度(直角)で開けることはできません。
そこで木工などで使うハタ金を流用し、このような治具を作りました。



どのように使用するのかは次回。

火曜日, 4月 06, 2010

ねじが固着したサックスネックの支柱を修理する

大変お待たせしているW様からご依頼の古いアルトサックスの修理内容の一部です。



ネックのオクターブキーが芯金ねじの強固な固着で通常の方法で分解できません。見れば以前修理が行われた時にも固着を分解するために削り取った様な形跡があります。
すり割りまで無くなっていてドライバーも入りません。

大変希少な楽器なのですが・・・
泣く泣くこのように分解しました。方法はご覧のとおりです。






割愛しますが、 これがこのようになります。右側の球体が新規に作ったものです。
旋盤と100円ショップの穴あけポンチで制作しました。
まだ芯金を通す穴が開いていません。
もともとあった雌ねじも、芯金に合わせてねじを切りなおすため埋めました。
この後、オクターブキーが正しく組み立てられるように加工するため、いくつか道具を作ります。
道具を作るための道具も作ったり・・・。


ねじの固着は、長年点検をしていない楽器などによく起こり、(学校備品などによく見受けられます。)
キーや芯金の曲がり、サビ、オイルの固化などが原因になります。
修理にも時間がかかり、代金も高額になります。
最悪、支柱にミゾを切ったり芯金ごと削る様な大修理になりかねませんので
定期的に注油やサビ落とし等のメンテナンスされる事をお勧めいたします。

火曜日, 3月 23, 2010

英語は難しい

英国に3年以上住んで英語で生活していたのに、英語の事で困る事が案外あります。

例えば、弊工房の問い合わせメールアドレス
repair@ongch-msk.comのローカル部 ”repair”ですが、
こういった場合、”repairs”とするのが正しいようで・・・。
複・・・数・・・形・・・?
気付いたからといって、今更なおせません。

ちなみにドメイン名の”msk”は、英単語の略でも、独語のmusik(音楽)の略でもなく、
”もっかんがっき” ”しゅうり” ”こうぼう” の頭文字となっております。

学生さん、くれぐれも私に英語の質問はしないようにお願いします。

土曜日, 2月 06, 2010

ガタを取る工具を製作しました。

写真の右側のがキーをとめるネジ、左はキーのガタつきを取るためのネジのような工具。
これでシコシコ、キリキリ・・・時間のかかる作業です。

日曜日, 12月 06, 2009

画像表示されない件

原因は不明ですが、ブログの画像ファイルがサーバー上から消失し表示されなくなってしまいました。
復旧は困難と思われます・・・。

月曜日, 8月 17, 2009

こんなファゴットを修理しました。


ダブルジョイント底部付近がこのように腐っってしまったファゴットを修理しました。
当初、LowG#のタンポ交換のみご依頼だったのですが、
状況を説明し、腐り除去、LowG#トーンホールの作成と樹脂チューブ加工、その他を行いました。

掲載許可を頂いたので、サイトの方に詳しく載せたいと思います。
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日曜日, 8月 02, 2009

梅雨それは工具メンテの季節

機械や工具が錆び始めててきたので、少しずつメンテナンスしています。
どれも楽器のキーやタンポに直接触れるものなので、常に気を付けてはいるのですが、やはり今年もこの時期に錆が・・・。
特に、キーを直接強く挟んで使うプライヤーなどは、錆どころか白っぽくくすんでいるだけでも傷の元になるので、錆びていては使い物になりません。
今日はこのプライヤーを鏡面に仕上げました。
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火曜日, 7月 14, 2009

キュウリ天王さん

今日、須賀川では年に一度の、その名も”きうり天王祭”が催されています。

町中に出された山車に、2本のキュウリをお供えに持っていき、

御護りとして


なんと


キュウリを1本貰って帰るという奇祭・・・。1本損してます。


市民は、夕方頃になると、皆手に手にキュウリ2本を持って、
または、バッグにキュウリを忍ばせて・・・街へ繰り出します。
なんと可愛らしい祭りなのでしょう。

月曜日, 7月 06, 2009

謎の工具を製作しました。



キー製作などに使うもので、滅多に修理に使うものではないのですが、
こんな工具を作りました。
見る人が見れば何に使う物かわかるのですが…(笑)
しかし、この工具を使うと気分までスッキリするので好きです。
こっそり使っています。

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火曜日, 6月 23, 2009

フクロウは森に帰りました。
















一晩だけ家で保護したフクロウは、翌朝、保護センターに引き渡した。
そして動物園で容体を見た後、栄養剤などを注射し、元いた森に放したとの連絡をいただいた。
まだ元気に飛ぶまでではないものの、森の方へ逃げて行ったらしい。
ひとまず、ともかく、よかった、よかった。

生きろよ

あの夜、保護した場所を通る度に、このフクロウの事を思い出す事でしょう。
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木曜日, 6月 18, 2009

フクロウを保護しました。

かわいいは正義。


会津若松でクラリネットのレッスンをした帰り、真っ暗闇の道路の真中にうずくまるフクロウを発見した。

一度そのままやり過ごしたが、対向してきたトラックの下に巻き込まれて枯葉のように吹き飛ばされるのをバックミラーで見てしまい、心配になってUターンし確認した。
幸いトラックが間一髪で避け、左右のタイヤの間に入り込み轢かれずには済んだのだが、どうも何処か怪我をして飛べないらしい。
捕まえようとしても、羽ばたこうとするが動けない。
顔だけはこちらを向けるが(フクロウの首というのは本当に360度以上回る!)抵抗もされず確保できた。


さて、道端に除けてこのまま去ってもいいものか…。
やはり見捨てて死んでしまうのは可哀相だろうか…。
しかし一時の感傷で野生の生態系に手を出してもいいのだろうか…。
でもフクロウは食物連鎖の頂点だったような気も…。
もしかして、保護対象の絶滅危惧種かも…。
そもそも、捕獲してはいけないのでは…。


手の中には怪我をしたフクロウ。こちらを見ている。
案外でかいし、爪がスンゴイ。
しばらく車のハザードを出しながら葛藤。


うちの犬が世話になっている動物病院に確認をとると、県の鳥獣保護センターというものがあり、そこで傷病野生動物の治療と介護・リハビリを行っているらしい。

結局、車内で暴れないようにバッグで顔だけ出る様にスッポリ包んで家に連れ帰った。

どうか無事でいてくれ。

月曜日, 4月 27, 2009

ハリソンリガチャーによくあるネジ切れを修復しました

クラリネット、サックスで人気のあるハリソンのリガチャーは、ネジ部とH型プレート付近の細い部分が弱く、締めた拍子ににそこがキレるという故障がよくあります。
「勿体ないから捨てないけど、使えないハリソンをいくつも持っている」
という人も多いのでは・・・?

その「ネジ切れ」修理の依頼がありました。





写真の左が修理前、雌ネジの山がなめてしまい、ネジが空回りして全く締める事ができません。
そして修理後が右です。
山が再生され、元のネジ山よりもかなり頑丈になりました。




ハンダもロー付けも研磨も使わない方法なので、今回の綺麗なピンクゴールドメッキも、維持したまま修理可能。
簡単な技術ですが(なので)、やり方は秘密です。
雌ネジ部のメッキは失いますが、組み立てれば下の写真の通り全く目立ちません。

修理完了!

そのうちサイトの方で工程の写真を増やして紹介しようと思います。

月曜日, 4月 06, 2009

ある意味清掃業でもあり…

最近は、この春から学校の部活動で、新入部員が使う事を見越した修理品が多いです。

おそらく導入以来分解修理・調整をしていないと思われるアルトクラリネットを修理しました。
これは…汚れ?…クモの…巣…?ここまでくると、音抜けや音質・音程に影響があるかも知れません。
しかしこんな楽器を綺麗に掃除するのも、大変気分がいいものです。

金管楽器の管内はもっと汚れるのでしょうね。金管はまさにパンドラの箱です。

月曜日, 3月 02, 2009

魅せる収納を目指しています。

昨日から部屋中をひっくりかえして探し物をしています。

つくづく、仕舞って整理するというのが性に合わないらしいです。やっぱり「見せる収納」が一番ですね。とか言って出しっぱなしにしておきたい訳です。
タップハンドルという工具が見当たらず・・・どこか出張先に置いてきたかな。


さて、新しく楽器修理の為の道具を作ろうと、材料を見つくろってみました。
快削鋼に炭素鋼、真鍮、ベアリング、ノックピン、ハンドル。これで良し!

しかし、こりゃ大掃除の方が先だわ。
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月曜日, 2月 16, 2009

クラリネットスタンドを製作しました

先の演奏会で、床に楽器を立てたのを見て「怖い!」と言われたので(笑)必要に駆られて、クラリネットスタンドを作りました。
フルートもオーボエも立ちます。

隣のカインズで材料を物色。材料費は600円程度。

ベースの板の上面に”家具スベール”的なフェルトを貼りました。


裏には”家具スベラーズ”的な滑り止めを貼りました。

スタンド部分は旋盤で作成。
ねじ込み式で、使用後はベルの中に収納できます(ベルに入らなきゃしょうがないんですが)。

ベルに当たる部分には、”家具スベール”の切れ端を貼って、
「よくある感じ」に仕上げました。




他に、貼った家具スベールを丸く抜くのに作った刃物。今後何かに使えそうな感じです。


スタンドを持ってオーケストラの初練習に行ってきました。
曲目はチャイコフスキーのVln.協奏曲とローマ三部作全部(!)。
一体どういう企画なんでしょうか。


余談ですが、映画「北京バイオリン」は、コンチェルトを弾き切った所がラストカットでいいような気がしませんか?

日曜日, 1月 25, 2009

明日演奏会に出演します。

先程まで練習でした。明日は早起きして、電車で福島に向います。

オーケストラ・フィルジッヒ 第5回演奏会

日 時    2009年 1月 25日(日)開場13:30 開演14:00
場 所    福島市音楽堂 大ホール
芸術監督  嶋津武仁
指 揮    髙橋裕之
全席自由  一般 \1,000 高校生以下 \800
演奏曲目  マーラー:「さすらう若人の歌」バリトン:佐藤一成
        ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88 他

http://www.pfirsich.jp/